プロフィール(技)

わたくし「東之湖」は、今まで受け継いできた“伝統と格式”素材や技法”にこだわり、真心を込めてお客様に愛される事のできる「人形」を創っております。 手間暇を惜しまず丁寧な手作業で生まれる「人形」はそのひとつ、ひとつが私の作品であり、まるで我が子のようにさえ思えます。そんな風にして創られている「人形」はふたつとして全く同じものは存在しないのです。 いい意味で頑固に職人気質を持ち続けながらも、常に移り変わる時代に生きるデザイン性と質の高さを、生み出す為に現代感覚を取り入れていきたいと考えております。 そんな私の創った「人形」が、お客様のご家族のように、いつまでも大事に愛していただく事が出来れば…
こんなうれしい事はありません。

東之湖

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東之湖(とうこ)

1971年、京都市右京区生まれ。現在、滋賀県在住。
先代の影響で幼少より日本人形やひな人形の制作にたずさわり、
高校卒業後本格的に作品制作活動をはじめる。
2000年代中頃からは、職人展に参加し、個展を開催、近年では国際映画に
創作人形を出演させるなど、常に現代ひな人形界の注目を集めている。
東之湖(とうこ)は、西陣織をはじめ、近江上布や藍染めといった地域特産の素材を用い、
古典的な柔拵えの技法によって、ひな人形の造形美を表現している。
優しく包みこまれる幻想的な作品は、
ひな人形の存在性についての高い評価を受けている。

主な所蔵先

滋賀県(東近江市五個荘)、東京都(港区)、中国(湖南省)、ブラジル(リオグランデ ド スール州)、
ミシガン(マイヤーガーデン)、韓国。

主な表彰

滋賀県東近江市より市政功労表彰 平成17年度・平成22年度
現在、代表作『清湖雛』を中心に絆雛、創作雛等数々のひな人形を手掛ける 。

メディア出演

韓国映画 パク・チャヌク監督 「お嬢さん」

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 東之湖の手掛けるひな人形は、平安時代より伝わる装束衣装の着方が基本となる。

 衣装装束には二通りの拵え、着方があり、平安時代には柔(なえ)拵えの着方が主流とされ、後に、強(こわ)拵えと変化していく。

 柔拵えとは言葉の通り、裂地の柔らかさを十分にいかした着せ付けとなり、着せ付けた雰囲気はやわらかく、ゆったりとした感じになります。

 その反対に強(こわ)拵えとは衣装の端々をきちんと整える着せ付けとなり、着せ付けた雰囲気はかたく、きちんとした感じになります。

 東之湖は、この二通りの着方を融合させた独自のひな人形を制作しており、それは裁断から着付けまでの工程のほとんどを手作業で行うからであり、決して機械では生まれてこない、やわらかさとバランスが調和されたひな人形が
出来上がるのです。

 そして、最高の技で生まれたひな人形とお客様との感動が融合され、そこで初めて東之湖の技のひな人形が出来上がるのだと東之湖は想います。