プロフィール(技)

 

 

わたくし「東之湖」は、今まで受け継いできた“伝統と格式””素材や技法”にこだわり、真心を込めてお客様に愛される事のできる「人形」を創っております。 手間暇を惜しまず丁寧な手作業で生まれる「人形」はそのひとつ、ひとつが私の作品であり、まるで我が子のようにさえ思えます。そんな風にして創られている「人形」はふたつとして全く同じものは存在しないのです。 いい意味で頑固に職人気質を持ち続けながらも、常に移り変わる時代に生きるデザイン性と質の高さを、生み出す為に現代感覚を取り入れていきたいと考えております。 そんな私の創った「人形」が、お客様のご家族のように、いつまでも大事に愛していただく事が出来れば…
こんなうれしい事はありません。

東之湖

 

 

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東之湖(とうこ)

生誕よりひな人形の環境にたずさわり、
難病発症(20歳代)を期に本格的に雛人形の制作活動をはじめる。
目黒雅叙園で開催されているひな人形めぐりへの出展や

国際映画に創作人形を出演させるなど、常にひな人形界の注目を集めている。

代表作でもある新之助上布雛は全国でも高い評価を受けている。

主な所蔵先

滋賀県(東近江市五個荘)(湖南市)、東京都(港区)、中国(湖南省)、                                                                ブラジル(リオグランデ ド スール州)、
ミシガン(マイヤーガーデン)、韓国。

主な表彰

滋賀県東近江市より市政功労表彰 平成17年度・平成22年度                                                                   東近江市近江匠人認証 令和2年度
現在、代表作『清湖雛』を中心に絆雛、創作雛等数々のひな人形を手掛ける 。

メディア・書籍

韓国映画 パク・チャヌク監督 「お嬢さん」

ホテル雅叙園東京 公式図録「雛の晴れ舞台9」「雛の晴れ舞台 10TH ANNIVERSARY 」 掲載

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 東之湖の手掛けるひな人形は、平安時代より伝わる装束衣装の着方が基本となる。

 衣装装束には二通りの拵え、着方があり、平安時代には柔(なえ)拵えの着方が主流とされ、後に、強(こわ)拵えと変化していく。

 柔拵えとは言葉の通り、裂地の柔らかさを十分にいかした着せ付けとなり、着せ付けた雰囲気はやわらかく、ゆったりとした感じになります。

 その反対に強(こわ)拵えとは衣装の端々をきちんと整える着せ付けとなり、着せ付けた雰囲気はかたく、きちんとした感じになります。

 東之湖は、この二通りの着方を融合させた独自のひな人形を制作しており、それは裁断から着付けまでの工程のほとんどを手作業で行うからであり、決して機械では生まれてこない、やわらかさとバランスが調和されたひな人形が
出来上がるのです。

 そして、最高の技で生まれたひな人形とお客様との感動が融合され、そこで初めて東之湖の技のひな人形が出来上がるのだと東之湖は想います。

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